秋田県にかほ市大竹集落は、商業栽培の地として日本最北端に位置する「北限のいちじく産地」です。令和2年3月に農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録された「大竹いちじく」は、約40戸の生産者が県内産いちじくの約9割を栽培する全国唯一の個性的な産地。白いちじく(ホワイトゼノア・ブルンスウィック)の甘露煮文化を受け継ぐ、秋田ならではのいちじくを産地で購入できます。
大竹いちじくの特徴
| 産地 | 秋田県にかほ市金浦地域・大竹集落 (県道289号西側「イチジク団地」) |
|---|---|
| GI登録 | 令和2年3月30日登録(地理的表示保護制度) |
| 主な品種 | ホワイトゼノア(ブルンスウィック)・バナーネ(生食用) |
| 特徴 | 熟しても果皮が緑色を保つ小ぶりの白いちじく・ 高い糖度・煮崩れしない適度な固さ・加工用に最適 |
| 収穫時期 | 9月中旬〜10月下旬 |
| 伝統食 | いちじく甘露煮(秋田の保存食文化) |
大竹集落のいちじくは昭和30〜40年代から本格栽培が始まりました。一般的に寒さに弱いいちじくですが、にかほ市は県内では比較的温暖で積雪が少なく、また「大竹より海に近いと潮風の影響」「山に近いと気温が低く育たない」という絶妙な立地が、商業栽培の北限を可能にしています。
大竹いちじく 直売所・購入スポット
1位:今野農園 直売所(にかほ市大竹)
| 場所 | 秋田県にかほ市大竹集落 |
|---|---|
| 営業期間 | 9月中旬〜11月初旬頃(収穫期間限定) |
| 特徴 | 生食用「バナーネ」と加工用「ホワイトゼノア」を販売・ 開店から約1時間で売り切れる人気・100m超の行列ができたこともある |
にかほ市大竹集落で生食用品種「バナーネ」の直売所を営む農家です。完熟の朝採りバナーネはパック詰めで販売され、開店から約1時間で売り切れてしまうほどの人気。過去には100メートル超の行列ができたこともあります。生のいちじくの食感や甘さを直接味わってほしいとの思いで営業しています。
2位:佐藤勘六商店(いちじく屋)
| 住所 | 秋田県にかほ市大竹字下後26 |
|---|---|
| 電話 | 0184-74-3617 |
| 営業時間 | 9:00〜18:30(祝日は〜18:00) |
| 定休日 | 日曜(3連休の場合は日曜営業・月曜休業) |
| 取り扱い | いちじく甘露煮・ジャム・ドライいちじく・ フローズンいちじく・生いちじく(収穫期) |
| 公式サイト | ichijiku-ya.com |
大竹いちじくを無添加にこだわった加工品に仕上げ全国へ届ける「いちじく屋」です。水を使わずいちじくの果汁のみで仕込む甘露煮は、NHKあさイチでも全国生中継された逸品。シロップもヨーグルトやピザにかけて最後まで味わえます。収穫期(9〜10月)には生いちじくの先行予約も受け付けており、LINEから注文が可能です。
3位:道の駅 象潟「ねむの丘」(にかほ市)
| 場所 | 秋田県にかほ市象潟町1丁目15-3 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00〜20:00(物産館) |
| 特徴 | 収穫期(9月〜10月)に大竹いちじく入荷・ 加工品(甘露煮)も販売・日本海一望の展望温泉も併設 |
にかほ市の道の駅・象潟「ねむの丘」は鳥海山と日本海を望む人気スポットです。収穫期には大竹いちじくの生果・甘露煮が入荷し、観光ついでに購入できます。
大竹いちじく 購入スポット早わかり比較表
| スポット名 | 場所 | 販売時期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 今野農園 直売所 | にかほ市大竹集落 | 9月中旬〜11月初旬 | バナーネ生食・行列必至 |
| 佐藤勘六商店 (いちじく屋) | にかほ市大竹字下後26 | 9月〜10月(生果) 通年(加工品) | 甘露煮・ジャム・NHK紹介 |
| 道の駅 象潟 ねむの丘 | にかほ市象潟町 | 9月〜10月(通年) | 観光ついでに購入可 |
※価格・在庫・営業時間は年によって変動します。訪問前に必ず公式サイト・SNSで最新情報をご確認ください。
【Q&A】大竹いちじく直売所 よくある質問
Q. 大竹いちじくの直売所はいつ開いていますか?
A. 収穫期の9月中旬〜10月下旬に農家の庭先直売所がオープンします。佐藤勘六商店(いちじく屋)は加工品を通年販売しており、収穫期には生いちじくの先行予約も受け付けています。
Q. 大竹いちじくはどんな品種ですか?
A. 主に「ホワイトゼノア(ブルンスウィック)」という白いちじくで、熟しても果皮が緑色を保つ小ぶりの品種です。加工用として甘露煮に最適で、繊維質が強くねっとりとした甘さが特徴。生食用の「バナーネ」も一部農家で栽培されています。
まとめ
秋田県にかほ市大竹集落は、GI登録を受けた「北限のいちじく産地」です。9月中旬〜10月下旬の収穫期には農家の庭先直売所がオープンし、生食用バナーネは開店1時間で売り切れるほどの人気。佐藤勘六商店では通年、無添加にこだわったいちじく加工品を購入できます。鳥海山・象潟観光とあわせてぜひ立ち寄ってみてください。

